PRODUCT INTRODUCTION製品紹介
弊社の製品紹介となります。
すべて自社製造の製品となります。
弊社の製品紹介となります。
すべて自社製造の製品となります。
野間化学工業では「 分散・合成・濾過・乾燥・混合・粉砕・品質検査・研究開発」全ての分野で熟練された弊社の社員が、より良い色材を皆様にお届けできるよう日々努力を重ねております。
当社の長い歴史の中で磨かれた技術力を活かし、お客様の様々なご要望に合わせた顔料を数多く開発してきた実績があり、中には30年以上にわたってお客様にご使用頂いている製品もございます。
お客様との対話を第一に考え、サンプルワークを通してお客様の求めているものを的確に把握し、より使いやすく、より付加価値の高い顔料開発を心がけています。
アニリンブラック(PIGMENT BLACK 1)はカーボンブラック(PIGMENT BLACK 7)に比べて青味の色相が特徴で、漆黒性に優れた黒色顔料です。野間化学のアニリンブラックは、黒色度の強いものから高濃度のもの、物性を高めたものまで各種グレードをご用意しております。
従来のアニリンブラックは銅やクロムといった重金属を原料として製造されてきました。しかしながら、世界各国では化学物質使用規制がますます厳しくなり、重金属を使ったアニリンブラックの使用環境も一段と減少傾向にあります。
そこで野間化学は、重金属を使用しない優環境型アニリンブラックの製造方法を実用化し、代表的な化学物質規制※1にも対応可能な NCC シリーズとして販売を開始しました。
また、NCCシリーズはカーボンブラックには無い電気絶縁性を有しており、低ハロゲンタイプもございますので電子部材の着色材料としてもご検討頂けます。
ダイアモンドブラックは歴史的に古く、1860年代に繊維の着色方法として発明されて以降、世界中で製造されてきました。その優れた漆黒性から、合成皮革やピアノ塗料等の高級感を表現するために不可欠な顔料と言われています。
現在でも多くの需要があるため、野間化学では用途に合わせて粒径を調整した各種グレードを製造しております。
RoHS 指令 | ELV 指令 | 米国 TSCA | REACH 規制 | EI NECS |
---|---|---|---|---|
○ | ○ | 登録なし | 制限対象物質 非該当 | 235-850-3 |
注1) NCC シリーズの中には一部非対応の製品もございます。
注2) ダイアンモンドブラックは非対応となっております。
Pigment Black 1
有機赤色顔料は化学構造だけでも数百種類あることが知られています。
更に同一構造の顔料であっても、粒子の形や大きさ、表面処理の違いによって用途は様々です。
野間化学では、スカーレット色からルビン色まで幅広く製造販売を行っており、多分野での長い使用実績がございます。
また、表面処理等の加工を行い、ご使用用途に合った顔料をご提案することも可能です。
Pigment Red 2
Pigment Red 9
Pigment Red 17
Pigment Red 32
Pigment Red 48:1
Pigment Red 48:3
Pigment Red 146
Pigment Red 150
Pigment Red 268
染料は非常に鮮やかな色相を表現できる着色材料の1つですが、耐光性やその他の堅牢度は顔料に比べ大きく劣るという弱点があります。
染料レーキ顔料は、染料ごとに適した沈殿剤でレーキ化(不溶化)することによって、染料の鮮明さを保ちつつ堅牢度を向上させた顔料であり、他の有機顔料では得られない鮮明な色相が特徴です。
その独特な色相から、水彩絵の具やポスターカラーといった画材をはじめ、包装紙や段ボールへの印刷インキ用顔料としても重要な地位を占めています。
Pigment Red 81
Pigment Violet 3
Pigment Violet 27
Pigment Blue 1
Pigment Blue 17:1
Pigment Green 4
現在ご使用の顔料で色味をもう少し調整したい、分散を良くしたい、色ブレが起こりやすい、といったご要望がございましたら一度ご相談下さい。
野間化学独自の加工技術による色ブレの少なさが強みであり、特に色数が多く安定した色相を求められる画材メーカー様から多くご使用頂いております。
※野間化学の加工顔料は全て粉末状製品となります。
Pigment Orange 16 + Others
Pigment Blue 15:3 + Others
Pigment Blue 15:3 + Others
Pigment Green 7 + Others
Pigment Green 7 + Others
Pigment Green 7 + Others
Pigment Green 8 + Others
銅や銅合金を着色する伝統技法の一つに、日本固有の「煮色仕上げ法」があります。これは緑青と胆ぱん(硫酸銅)を含んだ煮込み液に銅を浸し、表面を酸化着色させる化学的な着色方法です。金属表面の防錆や美化を目的として、平安末期または鎌倉初期の時代から行われはじめたと言われています。
この「煮色仕上げ」を行うため、日本では古くから人工的な緑青の製法が受け継がれてきました。野間化学では、完成までに数年かかる当時の製法そのままで緑青を作り続けています。
元小松印
元京印